大学を 出て 事業を 支える ために 田舎に 戻った。
そして、 研究室で 学んだ ことを 家業に 生かすべく 現場に 入り 製品 づくりに 励んだ。
しかし、 父と 同じ 味を 出す ことが でき なかった。
そのとき 父から 言われた。 「しばらく 室 (むろ) に 居ろ。 そして、 味噌と 寝食を 共 にしろ。 」と。
味噌や 醤油を つくって いるのは 微生物、 いわゆる 目に 見えない・ 会話も しない 生き物 である。
微生物は 生き物で ある 以上、 天候・ 気温・ 湿度・ 気圧に よって 機嫌が いい 環境も あれば 悪く なる 環境も ある。
台風の 時 なども そばに いて あげなくては いけない。
そして、 機嫌を 調整 するのも 技術者の 役割 なので ある。
ある日、 妻の 料理 方法が 変わった ことに 気が 付いた。
それは、 調味料 (砂糖・ 塩・ 酢・ 味噌・ 醤油・ 味醂・ 料理酒 など) を
自分で 調合 すれば できる 料理で ある にも 関わらず、
別の 食品を 食べる ために 存在 する 加工 調味料を つかって いた からだ。
「これを つかうと 料理が 簡単で 味も 安定 する じゃない」 と いうのが 妻の 答え だった。
実は 妻の 姉や 友人 などが 同じ ことを やって いたのだ。
新商品を 検討 すべく 市場を 調査し、 その 商品を 既に 開発 している 研究者に 出会った。
そして、 その 研究者 からの ほんの 少しの ヒントを たよりに 新商品を 開発 する ことが できた。
“お客様の 声に 耳を 傾ける こと”、 “研究者や 技術者に 会いに 行く 勇気と 努力”、
“少しの ヒントで 開発 する 開発力” など、 すべては、 『学ぶ こと』 である。
そう やって だし 醤油が 生まれた。 *現在の だし醤油 とは 異なり ます
美味しい ものを 少し でも 多くの お客様に 届ける のが 事業者の 務めで ある。
その ためには 伝統を 守り つつも 技術の 発展に 伴い 原料や 製造 方法を 変えて いく 勇気と 決断が 必要に なる。
地域に よって とれる 農作物や 魚介類 など 違うし、 料理 方法や 食文化も 違う。
そして、 日本 料理が 進化を 遂げた ように、 時代に よっても 食べ ものや 食べ方も 変わって くる。
流通 革命で 地域の 垣根が なく なって きている のも 忘れては いけない。
技術者が いいと 思う ものが 決して いい もの とは 限らない。
お客様と 真摯に 向き 合う 必要が ある。
そう やって 角屋の 米味噌、 麦味噌が 生まれ、 丸大豆 醤油が 生まれた。
屋号 | 肥前佐嘉 角屋 |
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代表者 | 角 まゆみ |
事業内容 | 味噌・醤油の企画および販売 |
住所 | 佐賀県武雄市武雄町富岡 11542-5 |
事業所 | 佐賀県武雄市武雄町武雄 358 |
適格請求書発行事業者 登録番号 |
T3810344722833 |
info@hizensaga-sumiya.jp | |
オフィシャルサイト | https://hizensaga-sumiya.jp/ |
オンラインショップ | https://shop.hizensaga-sumiya.jp/ |
レシピ用公式SNS (instagram) | https://www.instagram.com/hizensaga_sumiya/ |
レシピ用公式SNS (facebook) | https://www.facebook.com/hizensaga.sumiya |
TEL/FAX | 03-6379-8052 |
沿革 | 創業者 角 正輝 |
創業者 |
角 正輝(すみ まさてる) 昭和13年9月29日生~平成27年12月2日没 |